2003年12月11日
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コンピュータの発明 能澤徹 テクノレヴュー

Written By: 川俣 晶連絡先

 ENIACが真空管を何本使っているか、などという話はよく伝わっているものの、実際のENIACのアーキテクチャをちゃんと知っているか?と挑発されて、ハッとしましたね。

 確かに、アーキテクチャは分かりません。

 コンピュータのアーキテクチャというのは、実はそんなに単純に1つのパターンに収まるものではありません。最近は、ある種のパターンに沿ったCPUばかりなので、それに無自覚な人も多いと思いますが。

 たとえば、スタックが存在しないコンピュータというのもありますね。サブルーチン呼び出しは、戻りアドレスをサブルーチン先頭に書き込んでからジャンプするんです。(うーん、これはどれの話だったかな。PDP-8互換のマイクロプロセッサのマニュアルで見たアーキテクチャだったかな。出自の記憶がもはや曖昧^^;)。当然、こういう構造だと再帰呼び出しはできませんね。この他にも、いくらでも、現在のx86などの常識が通じないアーキテクチャはあります。

 そいういう前提で、それじゃ、ENIACのアーキテクチャはどうなっているの?と挑発されては、買わないわけにはいきませんね。

 貧乏なのに、ハードカバーの本を買ってしまいました。とほほ。

 しかも、すぐ読めそうにない……。